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おかげさま

 トピックスばかりではなく、時々はプチ法話も紹介していこうと思います。まず最初は、昨年の寺報にも掲載しましたが、「本願寺新報」からの抜粋でございます。

「もうかりまっか」
「ボチボチ出んなあ」
大阪定番のこの挨拶に続いて必ず出てくるのが、

「おかげさん」

 自分の近況などを尋ねられると「おかげさんで、家族もみな元気で・・・」「おかげさんで、商売のほうもあんじょうに…」といった具合で、大阪をはじめ関西では現在も日常的に使われています。実は大阪と浄土真宗はとてもゆかりが深いのです。

 大阪のシンボル・大阪城といえば、豊臣秀吉を連想しますが、もともとは石山本願寺があった所です。また大阪のメインストリート・御堂筋は、東西本願寺の両別院(御堂)がこの通りにあることから名づけられているのです。このように古くから浄土真宗の盛んだった大阪で、枕詞のように「おかげさん」が使われているのは、その信仰が強く影響したであろうことは想像に難くありませんね

 さて、その「おかげさま」ですが、「」に丁寧に「」を付け、さらに「さま」まで付けています。同様の表現に「お釈迦さま」「お殿さま」「お医者さま」がありますが、要するに最上の敬いを示す表現といえるでしょう。表には見えない陰なる力、はたらき、自分以外の多くの人やものから受ける恵みや協力に対し、心から感謝する言葉です

 では「おかげさま」の反対は何でしょう。そう、「当たり前」「当然」ですね「オレはこれだけ頑張っているのだから、これぐらい当然だ」の世界です。単純にいうと「おかげさまは感謝の世界」「当たり前は不平不満の世界」といえるでしょう

 怒っても二十四時間、笑っても二十四時間。「おかげさま」の人生か、「当たり前」の人生か、選ぶのは他でもない私自身です


(本願寺新報第2950号より)

盂蘭盆法要

 8月16日(土)に、浄覚寺本堂にて『盂蘭盆法要』が営まれました

 午前9時より、「浄土三部経」のひとつ、「仏説阿弥陀経」をおつとめし、初盆をお迎えの
ご家族から順にご焼香をしていただきました。勤行の後は、住職と若院の法話と続き
ます。最後はみなさんで「みほとけにいだかれて」を斉唱し、現在の本堂では最後の
「盂蘭盆法要」を閉じさせていただきました

 日々酷暑が続く中、毎日多くの方がご参詣にいらっしゃいました。また法要には、
100名余りの参詣者で、本堂が満堂になりました来年は、仮本堂での厳修となる
予定ですが、より多くのご参詣を、心よりお待ち申し上げております。

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『盂蘭盆法要』の様子

盂蘭盆法要のお知らせ

浄覚寺盂蘭盆法要を下記のとおり厳修いたしますので、家族そろってのご参詣を
お待ちしております


日時  2008年8月16日(土) 午前9時~10時半
場所  淨覚寺本堂





浄土真宗本願寺派 瑞華山浄覚寺
福岡市早良区重留5-3-8
TEL: 092-804-2828

境内大掃除

 8月2日の土曜日、朝7時から淨覚寺境内の大掃除がありました暑くなる前に
という事で、朝早くから近隣地域の御門徒総勢約70名で、庭木の剪定、清掃、本堂
や庫裏の拭き掃除などを行いました。

 おかげさまで、見違えるようにきれいになり、心新たにお盆をお迎えすることができます。
本当にありがとうございました

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朝早くから集まっていただいた、御門徒のみなさん

早良組 「夏のつどい」 2008

 浄覚寺は、「浄土真宗本願寺派」内の「福岡教区」、さらにその中の「早良組(さわらそ)」
に所属しています。この「早良組」は福岡市早良区、城南区、南区近隣の寺院が所属
しており、現在34ヶ寺が属しております。本願寺派の寺院では、この「教区」、「組」の
単位でさまざまな活動を行っているんですね。

 今回は、「早良組」内の青少年部主催で「夏のつどい」が開催されました

 参加者した子どもたちは、小3~高1までの総勢60名。スタッフを合わせると約80名
の団体になりました。今年の行き先は・・・

(1日目) 「九重“夢”大吊橋」⇒「龍門の滝」⇒「久住高原コテージ」泊
(2日目) 「セントレジャー城島高原パーク」


・・・でした。この猛暑の中で大変でしたが、みなさん楽しんでいたようです。

 青少年部では、年に数回いろいろなイベントを行っています。お寺に案内も掲示
いたします。興味のある方は、お気軽にお問い合わせください

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九重“夢”大吊橋を渡る様子
足元がゾクゾクっとしました

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いろんなレクリエーションで遊びました

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参加してくれたみなさんです(コテージにて)